2011年5月24日火曜日

新たな分野の翻訳してます

ここ1か月ほど、今までに手がけたことの無い分野の翻訳を
やらせて頂いてます。

私は、以前からのブログ記事でも書いてますが、
普段は実務翻訳を行なってます。
いわゆるビジネス文書であって、かなり固めの事務的な文章の
翻訳です。
なので、事実を的確に正しく反映させる訳し方を
念頭に置きながら、原文に対して修飾をせずに
そのままの形で訳せるようにしています。
そして、ある程度、それぞれの専門領域によって
決まった言い回しがあるので、それを忠実に守りながら訳文を作成してます。

そんな私ですが、今やっているのは、演劇舞台のパンフレットやあらすじの翻訳。
どちらかと言えば、文芸(出版)翻訳や字幕(映像)翻訳の分野。
なので、人物の感情や描写など、人間の気持ちや内面を表現しながら
翻訳をしていく必要があります。
でも、感情移入ばかりしてはダメだし、やっぱりシンプルで分かりやすい文章に
訳さなくてはならない。
私にとっては未知の領域です。

人物の動作や感情の変化がすぐにパッと分かるような訳文を作るのが、
なかなか難しい・・・。
時には、説明文を加筆して訳してみたり、
もしくは思い切って原文を削除することでハッキリ分かりやすい訳文を作ってみたり。
あれこれ思い悩みながら、手探り状態の毎日。

でも、せっかくの機会を頂戴したのだから、
自分自身が今持ってる最大限の力を発揮できるように
毎日、試行錯誤しながら取り組んでいます。
依頼して下さった方々が満足してくださるような
翻訳ができるように、今日もがんばってます☆

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